とても久しぶりに

ブログの作成画面を開きました。

 

2カ月近くお休みしていたというのに

毎日、たくさんの方が

覗いてくださっていて、驚きました。

 

お心に留めてくださって

本当にありがとうございます。

 

 

この2カ月のことをお伝えする前に

わたしの「いま」の心境を

ありのままお知らせするとすれば

とても穏やかで優しくて温かな……

深いふかい静寂の中に在る

そんな気持ち、というところでしょうか。

 

 

まったく言葉が足りないですね。

 

 

……この2カ月

というか昨年の8月後半からかな。

あまりにも様々なことがあって

その過程をきちんと書かないと

まったく今の状況とか気持ちとかは

真実味をもってお伝えすることができないのです。

 

さりとて、ここでそれを書き始めると

「いま」にたどり着くのに

何日かかるか分かりません。

 

なので、今日は

お心に留めてくださっている

皆さまへのご報告方々

これまでのことを

かいつまんでお伝えしますが

 

とにかくわたしは

それに母(みけちゃん)とたつきも

おなじ気持ちでいる、という前提で

ここからの文章をお読みくださいね。

 

 

昨年8月下旬に

ステージ4の下咽頭ガンと診断され

療養しておりました父(うちゅうさん)が

平成31年1月12日 午前3時22分

穏やかに息を引き取りました。

 

68歳でした。


大げさにしたくないという

父のたっての希望で

(治ってからお知らせしようということと

 たつきの大学受験の邪魔にならないようにという

 おじいちゃん愛によるものでした)

ほとんどの方にお知らせすることなく

 

分野を問わず多くの先生方に

愛と祈りに満ちた

有形無形のサポートをいただきながら

治ることを目標にしてきましたが

予想以上のスピードで病状が進行し

 

最期の3週間ほどは

3年ほど前に

わたしがいのちを助けていただいた

カトリック系病院の

緩和ケア病棟で過ごし

病状から考えると

信じられないほど安らかな

旅立ちの時を迎えたのでした。

 

 

ブログをお休みしていたこの2カ月間は

仕事をほぼ全面的にストップし

母と交代で父に付き添い

父のいのちと向き合って

何度も奇跡を目の当たりにし

多くのことを感じ、学ばせていただきました。

 

悲しい涙

苦しい涙

悔しい涙は

この2カ月間で流しつくしました。

 

体力的な大変さはもちろんのこと

これはいまこの時にも

というか、これからが本番なのですが

父がいないと本の印刷がストップしますから

資金繰りも含めた

今後の経営について

決断を迫られる厳しさもあります。

 

 

でも

そうでありながらも

信じられないかもしれませんが

途中からは

家族みんなで

笑っている時、楽しんでいる時のほうが

多かったように思うのです。

 

父はもちろん

わたしたち家族

お医者様や看護師さん

関わってくださるすべての皆さまと一緒に

本当の意味で

「生きている」時間を過ごしたのだと思います。

 

 

父が肉体をまとって過ごした

最後の夜

 

父と母と弟とわたし

40年以上家族として過ごしてきた4人で

ハグをして手を握りあい、

感謝を伝え

父の最期の一呼吸をともにしました。

 

お医者様から

臨終を確認いただいたあと

 

ずっと一緒に暮らしてきた家族そろって

看護師さんと一緒に

声をかけたり笑いあったりしながら

身体を洗い、髪を整え、洋服を着せて

葬儀場へ移動し

 

父と母の希望に従って

たつきも合流した家族水入らずで

お別れの時を過ごさせていただき

火葬の後、

2カ月ぶりの自宅兼事務所に父を連れ帰り……

 

 

そして

久しぶりにスマホを気にすることなく

眠りについて

 

父の存在をそこここに感じながら

いつもどおりの朝を迎え

 

想いを新たに

今週末のセンター試験対策のための

演習問題に取り組む

たつきの隣でパソコンに向かっている

 

 

「いま」なのです。

 

 

……父がその生きざまをもって

教えてくれた様々なことは

必ずや死にゆく

すべてのいのちにとって

とてもとても大切なことばかりであり

わたしなりの言葉で

少しずつシェアしていければと思っています。

 

 

ただ、それはそれとして

 

ひとつだけ

皆さまにどうしてもお知らせしたいのは

 

きれい・ねっとの書籍は

そのほぼすべてが父の印刷・製本によって

いのちを吹き込まれたものです。

 

父がいなければ

父が本が好きでなければ

父が印刷屋さんをしていなければ

 

きれい・ねっとは存在しませんでした。

 

だから

 

きれい・ねっとの本を愛してくださり

お持ちくださっている皆さま

 

どうぞほんの少しの時間

 

父の天国への……

うちゅうさんの宇宙への道のりが

愛に満ちた平安なものとなりますように

ともにお祈りいただけましたら幸いです。

 

そして、

手にしてくださったその本を

どうぞ大切に

人生の宝物としていただけましたら

これほど嬉しいことはありません。

 

 

うちゅうさん

今生、あなたの娘として生まれることができて

わたしは本当に幸せです。

 

おもしろかったね。

 

もうすこし

みけちゃんやたつき

みんなと遊んでから

そっちに行くからね。

 

天国に着いたら

どうぞそちらから

きしおくんたちと一緒に

見守っていてね。

 

ありがとう

心からありがとうございます。

 

 

 

今日もお読みくださり

心よりありがとうございます。

 

愛と感謝をこめて。

山内 尚子 拝

 

 

追伸

 

父を知ってくださっている

皆さまにおかれましては

本来ならば早速申し上げるべきところ

このようなかたちでのご報告になりましたこと

心よりお詫び申し上げます。

本文にもありますとおり

父のたっての希望により

葬儀は家族のみにて執り行わせていただきました。

お香典、お供え等もご辞退させていただきたく

わがままを何卒ご容赦くださいませ。

 

なお、日をあらためまして

お酒とおしゃべりが大好きだった父と

一献傾け、語り合っていただけるような場を

設けさせていただければと思っています。

その時にはぜひ

お運びいただけましたら幸いです。

 

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